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ナット付溶接について

プロジェクション溶接について

 
プロジェクション溶接とは
プロジェクション溶接は、母材の溶接箇所にプロジェクション(突起部)を設けて、この突起部分に電流を集中して流し、加熱すると同時に加圧接合する抵抗溶接です。
母材に設けた突起部に集中して通電させるため、溶接する母材の板厚が異なる場合でも小電流で電流密度を高くすることができるので、確実なナゲット(重ね抵抗溶接において、溶接部に生じる溶融凝固した部分)を形成し、良好な溶接を行うことができます。

プロジェクション溶接例

プロジェクション溶接例、ナットプロジェクション溶接の溶接前と溶接後
ナットプロジェクション溶接
プロジェクション溶接例、リングプロジェクション溶接の溶接前と溶接後
リングプロジェクション溶接

ナットの種類

四角ナット
四角ナット
六角パイロットナット
六角パイロットナット
丸ナット
丸ナット
ツバ付六角ナット
ツバ付六角ナット
T型ナット
T型ナット
袋ナット
袋ナット

ナット付上部チップの逃げ穴について
上部チップに逃げ穴を設けることにより、ガイドピンの折れ・スパーク等の不具合が激減します。

ナット付上部チップの逃げ穴について
逃げ穴のある当社製品
 
左から
上部キャップチップ
上部ストレートチップ
逆付防止キャップチップ
欠品防止キャップチップ
上部キャップチップ、上部ストレートチップ、逆付防止キャップチップ、欠品防止キャップチップ

逆付防止チップ・欠品防止チップについて

 
逆付防止チップについて

逆付防止チップ断面図
正常の場合
逆付防止チップ断面図
逆向きの場合
ナットの足がSSリングに溶接されます。

欠品防止チップについて

欠品防止チップ断面図
正常の場合
欠品防止チップ断面図
逆向きの場合
無通電となります。
欠品防止チップ断面図
欠品の場合
無通電となります。

逆付防止チップ(四角ナット用)の選定について
φd=(四角ナットのA寸法)-1mm を目安にしてください。
例えば、A寸法が11mmの場合、φdはφ10となります。

逆付防止チップ(四角ナット用)の選定

逆付防止チップ(六角ナット用)の選定について
φd =(六角ナットのA寸法)-1mm を目安にしてください。
例えば、A寸法が17mmの場合、φdはφ16となります。

逆付防止チップ(六角ナット用)の選定

欠品防止チップ(四角ナット用)の選定について
φd =(四角ナットのA寸法)-1mm を目安にしてください。
例えば、A寸法が14mmの場合、φdはφ13となります。

欠品防止チップ(四角ナット用)の選定

ナット付下部電極組合せ参考図

エアー・スプリング兼用タイプ

ナット付下部電極組合せ参考図、エアー・スプリング兼用タイプ

エアータイプ

ナット付下部電極組合せ参考図、エアータイプ

ナット付ガイドピン、エアーキャップ 選定方法(エスエムケイ推奨)

 
四角ナット・六角ナット用 選定方法

エアーキャップ穴径は、ワーク穴径と同寸法をお選びください。
 
ガイドピンの外径は
・3S(KCF)エアーピンの場合
 エアーキャップ穴径(ワーク穴径)-0.1~0.2mm でお選びください。
・セラミックス系ガイドピンの場合
 (Gガイドピン・シリガイドピン・アルガイドピン)
 エアーキャップ穴径(ワーク穴径)-0.1~0.2mm でお選びください。

 
ナット付ガイドピン、エアーキャップ選定方法

例)

ナット付ガイドピン、エアーキャップ選定方法

3S(KCF)エアーピンでM6ナット(ワーク穴径φ7)の場合

ナット付ガイドピン、エアーキャップ選定方法

セラミックス系ガイドピンでM6ナット(ワーク穴径φ7)の場合

ウェルドナット溶接条件表

六角ナット

ウェルドナット溶接条件表、六角ナット

四角ナット

ウェルドナット溶接条件表、四角ナット

※あくまでも目安としてご使用ください。溶接条件は、ワーク・溶接機・電極チップの先端形状等により変わりますので、事前のテスト等で確認する等して十分にご注意ください。